札束の隠し場所はどこ?遺品整理で現金を見逃さないために

はじめに

はじめに

親の遺品整理をしていたら、思いがけず札束が出てきた。

そんな話を耳にしたことはありませんか?

実は、実家の遺品整理をしていると、多額の現金が隠されているケースは決して珍しくありません。

特に、高齢のご両親は日頃から現金を自宅で保管する傾向があり、「タンス預金」や「へそくり」として知らないうちに大金を残していることもあります。

本記事では、そんな「札束の隠し場所」に焦点を当て、現金がどこに隠されがちか、見つけたときの対処法、そしてトラブルを防ぐポイントについて、専門家の視点からやさしく解説します。

「うちの親に限って、家に札束なんてないだろう」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、銀行に預けず自宅で管理する「タンス預金」は日本全国で2023年1月時点で推定約60兆円、2025年7月時点で推定約47兆円にも上るとされ、その多くを高齢者が占めているとも言われます。

実際、遺品整理の現場では「押し入れの壁との隙間に札束がぎっしり詰まっていて総額1億円近くだった」「冷蔵庫の中の食品包装に数百万円が隠されていた」など驚くような発見談も報告されています。

こうしたケースに備え、実家の遺品整理を始める前に「札束の隠し場所」について知識を持っておくことはとても大切です。

この記事を読むことで、実家の片付けで現金を見逃さないコツや、見つけた後に慌てず適切に対応する方法が分かります。

親の家を整理中の方も、これから検討される方も、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ高齢者は現金を自宅に隠すのか?

なぜ高齢者は現金を自宅に隠すのか?

まず背景として、「なぜ自宅に多額の現金を隠す人がいるのか」を押さえておきましょう。

高齢世代には、銀行口座やキャッシュレス決済よりも現金を手元に置いて管理するほうが安心と考える方が少なくありません。

理由としては「ATMの操作に不安がある」「手数料を払うのがもったいない」「通帳を他人に見られたくない」などが挙げられ、日常的に現金で支払いをする習慣から現金が手元にないと不安になる傾向があるためです。

加えて、日本では「タンス預金」と呼ばれる習慣が根強く、高齢の親世代は、戦後の混乱期や高度成長期を経験し、「何かあったときのため」にへそくりを貯め込む文化もありました。

家族に内緒でこっそり貯金を隠す「へそくり」は主婦や高齢者によく見られ、自分専用の隠し場所を作っているケースもあります。

こうした背景から、高齢の親は意外な場所に現金を隠し持っている可能性が十分にあるのです。

しかし問題は、その隠し場所が家族に共有されないまま親が亡くなったり認知症になるケースが多いことです。

遺族にとってはそれらの現金は完全に「未知の財産」となり、遺品整理のときに初めて発見されることもしばしば起こります。

珍しくない「実家から現金が出てくる」事例

珍しくない「実家から現金が出てくる」事例

実家の片付けで高額な現金が見つかるのは、決してレアなケースではありません。

毎年のように「ゴミ処理場で◯◯百万円が発見された」といったニュースが報じられるのをご存じでしょうか。

これは、遺品整理の際に現金があると知らずに処分してしまった遺品が廃棄物として集まり、後から第三者によって見つかってしまうためです。

実際に遺品整理の現場を知る専門家の話でも、「親がタンス預金やへそくりを子供に教えないまま亡くなるケースは少なくない」といいます。

ある遺品整理業者の現場では、押し入れの壁際に積まれた衣装ケースの裏から現金1億円弱もの札束が発見された例もありました。

また、ジップロックに入った札束が冷蔵庫の豚肉に包まれていたり、百科事典のページをくり抜いて札束を隠していたケースも実在します。

他にも「ボストンバッグの二重底に金塊が隠してあり、その上に洋服が詰め込まれていた」なんて推理小説さながらの例もあったそうです。

こうした話を聞くと、「自分の家にももしかして…?」と心配になる方もいるでしょう。

大金でなくとも、数万円程度のお金が思わぬ場所からポロッと出てくることはよくあります。

大事なのは、「まさかこんなところに?」という先入観を持たず、隅々まで丁寧に確認することです。

次章では、具体的に現金が隠されやすい場所をリストアップし、チェックすべきポイントを解説します。

よくある札束の隠し場所リスト

では、実際に札束(現金)が隠されている可能性が高い場所とはどこでしょうか?

ここでは遺品整理のプロの知見も踏まえ、特によく現金が見つかる定番の隠し場所を紹介します。

ご実家の片付けをする際には、以下の場所を「現金チェックリスト」として活用し、一つひとつ丁寧に確認してみてください。

タンスやクローゼットの中(衣類)

タンスやクローゼットの中(衣類)

衣装ダンスやクローゼットは現金の隠し場所の定番です。

洋服のポケット畳んだ衣類の間、引き出しの奥などに封筒や袋に入れた現金がしまわれていることがあります。

特に着物や礼服など普段あまり着ない衣類と一緒に保管されている場合が多いです。

古いタンスから帯に包まれた現金や、スーツの内ポケットからお札が出てきた例もあります。

衣類を処分する前には、一着ずつポケットや裏地まで必ず確認しましょう。

引き出し・書類棚(机や本棚)

引き出し・書類棚(机や本棚)

勉強机や書斎の棚にも要注意です。机の引き出しの中や、本のページの間に現金を挟んでいるケースがあります。

特に古い帳簿や封筒類の中に紛れていたり、辞書やアルバムの中に紙幣を隠すことも。

過去には百科事典をくり抜いて札束を収納していた強者もいました。

書類や本は量が多いとチェックが大変ですが、「まず重そうな本をパラパラとめくって確認する」「書類の束は1枚ずつ目を通す」など根気強く探しましょう。

特に古い日記帳や通帳類と一緒に現金の入った封筒が挟まっている例が多いので見逃さないようにしてください。

仏壇・神棚・お守り袋

仏壇・神棚・お守り袋

仏壇の引き出しや経本を置くスペース、神棚の札入れ、お守りの中なども隠し場所の一つです。

信心深い方ほど、「仏壇にお金を供えて保管する」「先祖や神様のそばに通帳や印鑑と一緒に現金を置いておく」という習慣があります。

実際に仏壇の引き出しからまとまったヘソクリが見つかったという話も少なくありません。

また、お守り袋の中にお札(紙幣)を忍ばせている場合もあるため、小さな袋やケース類も中身を確認しましょう。

キッチン周り(冷蔵庫・食品容器・床下収納)

キッチン周り(冷蔵庫・食品容器・床下収納)

台所も意外な現金スポットです。

冷蔵庫の中や裏、食品棚、シンク下収納など、キッチンには物が多いぶん隠し場所も豊富です。

実際に冷蔵庫内の食品に札束が包まれていたケースや、空になったカレーのルーの箱に現金を入れていた例もあります。

普段あまり使わない鍋や米びつの中、調味料の空き容器(洗剤の空容器など)にお金を隠す人もいます。

また、古い家では床下収納(キッチン床の扉付き収納庫)に現金や貴重品をしまっていることもあります。

キッチンを整理するときは、一つ一つ容器の中身を空にして確認し、床下収納や冷蔵庫の裏側まで念入りにチェックしましょう。

バッグ・財布・小物入れ

タンスだけでなく、カバン類のチェックも重要です。

クローゼットや押し入れから出てきた古いハンドバッグ、セカンドバッグ、バックパックなどにも現金が潜んでいることがあります。

特にバッグの内ポケットやチャック付きポケットは見逃されがちなので、全部のポケットを開けて中を確認してください。

過去には、家にあった複数の古いバッグのうち一つだけ内ポケットに一万円札が入っていたという事例もあります。

また、古びた財布化粧ポーチなど小物入れ類も要チェックです。

中身を空にするだけでなく、仕切りポケットの間や裏地の破れ目なども注意深く調べましょう。

布団・寝具類(押し入れ)

押し入れの中の布団や座布団の下、衣装ケースの隙間も見逃せません。

畳んだ布団の間や毛布の中に封筒を挟んでいたり、押し入れ天袋(上段の収納)の奥からへそくりが見つかることがあります。

過去には、押し入れに積まれた座布団の下から数百万円が出てきたという話もあります(家族も気づかず処分するところだったそうです)。

また、布団に限らず衣装ケースと壁の隙間など、押し入れ周辺は死角が多いので注意しましょう。

重い布団類を動かす際はケガに気をつけつつ、下敷きになっているものがないか確認してください。

靴箱・工具箱・空き箱の中

靴を収納する下駄箱の中や、玄関近くの物置にも貴重品が紛れていることがあります。

靴の中に現金を丸めて入れていたり、靴箱の天板裏にテープで貼り付けていた例もあります。

また、趣味の道具が入った工具箱や小型金庫、何も入っていないはずの空き箱類にも注意が必要です。

一見ガラクタに見える箱でも、軽く振ってみて音がしないか、中に封筒が貼り付けられていないか確認しましょう。

特に古い空き缶やブリキの箱などは、昔の人にとって貯金箱代わりだった可能性があります。

電子機器の内部

電子機器の内部

最近では、パソコンや家電の内部に現金を隠す人も増えてきています。

デスクトップPCのケース内部は空きスペースが多く普段開けないため、絶好の隠し場所になります。

また、古いラジオやテレビの裏蓋の内側にお札を貼っていたケースや、オーディオ機器の電池ボックス内に現金を入れていた例もあります。

遺品整理では故人が使っていた電子レンジや炊飯器の中からへそくり封筒が出てきたという報告もあります(故障して買い替えた古い家電を隠し箱代わりにしていたようです)。

精密機器を扱う際は壊さないよう注意が必要ですが、重量の割に中が軽い機器や、不自然にテープ留めされている箇所がないかチェックしてみましょう。

非常持ち出し袋・防災用品

防災意識の高い方ほど、非常用持ち出し袋(防災リュック)の中に現金を忍ばせていることがあります。

災害時に備えて「すぐ持ち出せるバッグに現金と通帳をセットで入れてある」というケースです。

非常袋はクローゼットの隅やベッドの脇などに置かれていることが多いので、整理の際は中身をすべて出して確認しましょう。

同様に懐中電灯やラジオ、救急箱など防災用品の中に封筒を隠していないかも念のため見てください。

畳の下・屋根裏・壁の中など(意外な場所)

最後に、家屋の構造を利用した隠し場所です。

他の場所で見つからなかった場合、畳をめくった下や押し入れの床板の下、壁の裏側、天井裏といった人目につきにくい空間もチェックしましょう。

実際、家の解体中に壁の中から数百万円の札束が見つかったという事例もあります。

昭和の時代には床下に金庫を埋め込んでいた家もありました。

さすがに大掛かりな探索は難しいかもしれませんが、「ここは普段絶対開けない」という場所にこそ思わぬ財産が眠っている可能性があります。

どうしても見つからない重要書類や貴重品があるときは、プロに相談して床下・天井裏の探索を依頼するのも一つの方法です。

以上が、遺品整理で現金が見つかりやすい主な場所です。まとめると以下のようになります。

隠し場所具体例・チェックポイント
衣類収納(タンス・クローゼット)洋服ポケットや衣類の下に封筒。衣類はまとめて捨てず一点ずつ確認すること。
書類・本棚・机本の間に現金封筒、引き出し奥に通帳と一緒に現金など。重い本ほどページをめくって確認し、全ての書類束をチェック。
仏壇・神棚仏壇の引き出しやお守り袋にヘソクリ。経本入れやお供えの下も確認。
キッチン周辺冷蔵庫内・裏に札束、床下収納に貴重品、空き容器(調味料箱等)に現金。容器は中身を全部出して確認。
バッグ・小物入れ古いバッグのチャック内ポケットに一万円札。財布・ポーチ類も全ポケット確認。
寝具・押し入れ布団や座布団の下、押し入れ奥の隙間に封筒。重い寝具類の下敷きになっているものに注意。
箱・ケース類靴箱・工具箱・空き箱の中に現金や指輪。軽い箱も振って中身を確認し、裏蓋に貼付がないか見る。
電子機器PCケース内部に現金、家電の電池ボックス内に札。分解できる範囲で慎重に内部を点検。
非常袋・防災用品非常用リュックに現金・通帳。防災グッズの箱内部も開けて確認。
床下・壁裏・屋根裏畳下・床板下から大金発見の例あり。必要ならプロに相談して構造部分もチェック

こうして見てみると、現金の隠し場所は実に多岐にわたることが分かります。

「こんなところにまさか…?」と思う場所から本当にお金が出てくることがあるため、最初から決めつけずあらゆる可能性を考えて探すことが肝心です。

特にポケット類や本の間、空き箱や古い家電の中といった所は見落としやすいので注意しましょう。

遺品整理で現金を見つけた場合の対処法

では、実際にご実家の片付け中に現金の束を発見した場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

突然札束が出てくると驚いてパニックになってしまうかもしれませんが、冷静に以下のステップを踏むことが大切です。

他の相続人全員に報告する

他の相続人全員に報告する

まず最優先すべきは、見つけた現金の存在を家族(相続人)全員に正直に報告することです。

たとえ「数万円だから…」と黙っていて後から発覚すると、「隠していたのでは?」と疑心暗鬼を生みかねません。

金額の大小にかかわらず、公平性と信頼関係を保つため必ず共有しましょう。

発見日時・金額を記録し財産目録に追加する

次に、その現金を「財産目録」(遺産の一覧表)に記載します。

現金の保管場所、見つけた日時、金額、封筒の有無などをメモしておくと後々の手続きがスムーズです。

写真を撮って記録しておくのも良いでしょう。

財産目録への追加は法的にも重要で、後日の遺産分割協議や相続税申告の資料となります。

勝手に使わず、遺産分割協議で分配方法を決める

見つかったお金は、決して個人の判断で使ったり隠したりしないでください。

法律上、亡くなった親のお金はすべて「相続財産」です。

他の財産と同様に、相続人全員で話し合って分配方法を決める必要があります。

遺言書があれば基本的にその指示に従いますが、遺言に記載のない現金については改めて相続人全員で協議して合意することが求められます。

後述のように、相続税の申告期間(死亡から10ヶ月以内)もありますので、なるべく早めに家族で相談しましょう。

相続税の申告漏れに注意する

相続税の申告漏れに注意する

現金も他の財産と同様、相続税の課税対象になります。

たとえ数万円でも、他の遺産と合計して基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超える場合は申告が必要です。

万一、すでに相続税の申告を済ませた後に新たな現金が見つかった場合は、速やかに税務署へ修正申告を行いましょう。

申告せず放置していると、後で税務署に発見された際に過少申告加算税や重加算税といった重いペナルティを課される可能性があります。

逆に、自主的に申告すれば追加の過少申告加算税はかかりません。

見つかったお金が大きな額になるほど税金面のチェックは厳しくなる傾向がありますので、専門家(税理士)に相談しつつ期限内に適切な申告を行うことが大切です。

安全な場所で保管・管理する

現金発見後は、分配が決まるまでの間安全な場所に保管しましょう。

親族間で共有できるところ(たとえば貸金庫や信頼できる代表者の管理下)に置き、紛失・盗難防止に努めます。

絶対に個人で使い込んだりせず、あくまで遺産の一部として丁重に扱う姿勢が必要です。

なお、相続放棄を検討している場合でも、一度でもその現金を自分のために使ってしまうと「財産を処分した」とみなされ相続放棄ができなくなる恐れがありますので注意してください。

以上が基本的な対処の流れです。

要は、「みんなで情報共有し、正式な遺産として扱う」ということになります。

いきなり大金を目にすると動揺するかもしれませんが、深呼吸して落ち着き、上記のように順序立てて対応すれば心配いりません。

現金トラブルを防ぐためのポイント

現金トラブルを防ぐためのポイント

現金が絡むと、親族間でもトラブルが起こりやすくなるものです。

遺品整理の現場でも、「現金をうっかり捨ててしまった」「親族が黙って持ち帰って揉めた」などのトラブルが報告されています。

そうした事態を避け、円満に実家の整理を進めるために心がけたいポイントをまとめます。

最初から「現金が出てくるかも」と意識する

何度も述べたように、「まさかこんな所に現金はないだろう」という油断が一番危険です。

常に「もしかしたらここにもお金が隠れているかもしれない」と意識しながら部屋を片付けるだけで、見逃しをグッと減らすことができます。

特にゴミ袋に物をどんどん放り込むときは、一度手を止めて中身を再確認する習慣をつけましょう。

作業は複数人で・相続人全員が立ち会う

一人で大量の荷物を片付けていると見落としも増えますし、後から「自分だけ何か隠したのでは」と疑われる元にもなりかねません。

可能であれば兄弟姉妹など相続人全員で立ち会って一緒に作業するのが理想です。

難しい場合も、最低2人以上で確認し合いながら進めましょう。誰かが現金を発見したらその場で全員に共有し、その都度メモを取るといった形でオープンに進めることが信頼関係を保つコツです。

チェックリストを活用し丁寧に仕分ける

前述の隠し場所リストをチェックリストとして活用し、一箇所ずつ丁寧に仕分け作業を行いましょう。

ポケット・本・箱・家電など分類ごとに「確認済み」の印をつけていけば、作業漏れを防げます。

また、金庫や貴重品箱が見つかった場合は無理に開けず専門家に相談するなど、安全に対処してください。

親族間で事前に話し合っておく

実家の片付けを始める前に、「万一現金や貴重品が出てきたら全員で情報共有しよう」「その場で勝手に持ち帰らない」などルールを決めておくと安心です。

エンディングノートや遺言書が残されていないか探すのも有効です。

親御さんがご存命で判断力がしっかりしているうちであれば、どこに何を保管しているか事前に確認させてもらうのがベストですが、難しい場合は最低限家族内での約束事を取り決めておきましょう。

以上の点に気をつければ、現金絡みのトラブルをかなり防げるはずです。

特に遺品整理中にこそ親族の信頼関係を大切にし、お互い声を掛け合いながら進めてください。

信頼できる専門業者に依頼する選択肢も

信頼できる専門業者に依頼する選択肢も

実家の整理は大変な重労働ですし、現金をはじめ貴重品の見落としには細心の注意が必要です。

ご家族だけで不安な場合は、遺品整理の専門業者に依頼することも検討してみましょう。

プロの業者であれば、これまでの経験から現金が出やすい場所を熟知しており、丁寧に探してくれるので安心です。

また、大量の不用品の仕分けや処分もスピーディーに行ってくれるため、心身の負担を軽減できます。

ただし、業者選びは慎重に行いましょう。

残念ながら一部では悪質な業者による現金や貴重品の着服トラブルも報告されています。

信頼できる業者を見極めるポイントは以下の通りです。

  • 資格・実績の有無: 遺品整理士などの資格保持者が在籍し、実績や口コミ評価が高い業者を選ぶと安心です。ホームページで資格証や過去の作業事例、利用者の声を確認しましょう。
  • 事前の打ち合わせで確認: 見積もり時や契約前に、「現金や貴重品が出てきた場合の扱い」について確認してください。たとえば「発見次第すぐ依頼者に報告する」「作業中は常にスタッフ複数名でチェックする」などルールを明示してくれる業者が望ましいです。不明確な返答をする業者は避けましょう。
  • 立ち会い可能か: 作業当日に依頼者(ご家族)が立ち会いできるかも大切なポイントです。信頼できる業者ほど「ぜひ一緒に確認してください」とオープンに対応してくれます。逆に立ち会いを拒否したり嫌がる業者は要注意です。
  • 料金とサービス内容: 業界相場から極端に逸脱した高額料金を提示する業者や、「無料で回収します」と言って実は不当に貴重品を持ち去るようなケースもあります。料金内訳が明確で、現金・貴重品の管理方針がしっかりしている業者を選びましょう。

信頼できる業者に依頼すれば、現金が出てきた際も適切に報告・対応してもらえるため安心です。

とはいえ貴重品の最終的な責任はご遺族にあります

業者任せにしすぎず、大事なものはご自身でも確認する姿勢を持つことが大切です。

おわりに

まとめ

実家の整理で「札束の隠し場所」を探し出すことは、一見大変そうですがポイントさえ押さえれば難しいことではありません。

高齢の親世代の習慣を理解し、現金が隠されがちな場所をあらかじめ把握しておくことで、貴重な財産を見逃さずに済みます。

実際に遺品整理の現場では「こんなところに!?」という場所から現金が次々と発見されています。

皆さんもぜひ本記事のチェックリストを参考に、実家の隅々まで確認してみてください。

そして運よく現金が見つかった際は、喜ぶ前にまず冷静に正しい手順で対処しましょう。

で述べたように、家族全員で情報共有し、法律に則って進めれば何も心配することはありません。

遺産となるお金は、親御さんが残してくれた大切な財産です。適切に引き継ぎ、有効に役立ててあげることが供養にもつながるでしょう。

最後に、実家の片付けは肉体的・精神的に負担の大きい作業です。

無理をせず、時には専門家の力も借りながら、安心・安全に進めてください。

本記事が皆さまのお悩み解決の一助となれば幸いです。

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