マットレスの捨て方完全ガイド

マットレスの処分は意外と手間がかかるものです。

自治体のルールに従わなければならず、大型のため運搬も大変です。

例えば、粗大ごみの回収日が決まっていてすぐに処分できなかったり、スプリング入りのマットレスは通常のゴミと一緒に捨てられなかったりするため、計画的に処理しなければなりません。

また、マンションやアパートに住んでいる場合は、狭い廊下や階段での運び出しが困難になることもあります。

さらに、スプリングの有無によって処分方法が異なるため、事前にしっかり確認する必要があります。

本記事では、川越市でのマットレスの種類別の捨て方や無料処分の方法について詳しく解説します。

種類別・素材別のマットレスの捨て方

マットレスの捨て方を知る前に確認すべきポイント

マットレスを処分する前に、まずはその種類や状態を把握することが重要です。

スプリングの有無や素材によって処分方法が異なるため、事前に確認しておくことでスムーズに手続きを進められます。

特に、自治体ごとに処分ルールが異なるため、地域の規則も調べておきましょう。

スプリングマットレスの捨て方

マットレスの種類を確認することが、適切な処分方法を選ぶ第一歩です。

特に「スプリングマットレス」か「それ以外(スプリングマットレスではない)マットレス」かを調べることがとても重要です。

誤った方法で処分すると、余計な費用がかかったり、環境負荷を増やしたりする可能性があるため、慎重に確認しましょう。

スプリングマットレスの調べ方

スプリングマットレスかどうかを調べるには、以下の方法を試してみてください。

  • ラベルを確認する:購入時のラベルやタグをチェックし、「スプリング」「コイル」などの記載があるか確認しましょう。メーカーの公式サイトで型番を調べるのも有効です。
  • マットレスを押してみる:スプリング入りのマットレスは、手で押すと内部に金属の反発を感じることができます。フォームマットレスやウレタンマットレスとは明らかに異なる感触です。
  • 側面の形状を観察する:スプリングマットレスは厚みがあり、側面に通気口(エアホール)が設けられていることが多いです。これに対し、ウレタンマットレスや低反発マットレスは密閉構造になっています。
  • 古いマットレスなら角をめくる:カバーが破れていたり、端をめくれる場合は内部のスプリングが見えることがあります。ただし、無理に破くと怪我をする可能性があるため注意してください。
  • 重さを確認する:スプリングマットレスは金属部品を含むため、一般的なウレタンマットレスよりも重くなりがちです。持ち上げたときにずっしりとした重量感がある場合は、スプリングが入っている可能性が高いです。

これらの方法を組み合わせてチェックすることで、スプリングマットレスかどうかを判断できると思います。

それでも分からない場合は、メーカーに確認しましょう。

川越市でのスプリングマットレスの捨て方

川越市ではスプリングマットレスは以下のような分別ルールになっています。(参考:川越市公式ホームページ『ごみ分別検索 スプリングマットレス』)

ごみの名称分別区分収集に出す際の注意
マットレス(スプリング入り)粗大ごみ自己搬入又は電話申込み(有料)
家庭ごみのごみ処理施設への持込み(自己搬入)
粗大ごみの戸別収集

スプリングマットレス以外のマットレスの捨て方

スプリングマットレスではないマットレスには、以下のような種類があります。

大きさや素材によって処分方法が決められていますので、処分する場合は自治体窓口に確認しましょう。

川越市窓口

環境部 資源循環推進課 管理担当
〒350-0815 川越市大字鯨井782番地3
電話番号:049-239-6267 
ファクス番号:049-239-5054

1. ウレタンマットレス

ウレタンマットレス

軽量で持ち運びがしやすく、体圧分散性が高いマットレスです。

低反発ウレタンと高反発ウレタンのマットレスがあります。

川越市ではウレタンマットレスは以下のような分別ルールになっています。(参考:川越市公式ホームページ『ごみ分別検索 マットレス(スポンジのみ)』)

ごみの名称分別区分収集に出す際の注意
マットレス(スポンジのみ、2枚以下)可燃ごみ1枚ずつ小さくたたんでひもでしばること。
可燃ごみ
マットレス(スポンジのみ、3枚以上)粗大ごみ自己搬入又は電話申込み)有料)
家庭ごみのごみ処理施設への持込み(自己搬入)
粗大ごみの戸別収集

2. 磁気マットレス

磁気マットレスとは、寝具に敷いて使用するマットレスで、中材に永久磁石を配置しているものです。

「磁気敷パッド」や「磁気マット」と呼ばれる薄いマット状のものが一般的です。

ごみの名称分別区分収集に出す際の注意
磁気マットレス(2枚以下)可燃ごみ1枚ずつ小さくたたんでしばること。
可燃ごみ
磁気マットレス(3枚以上)粗大ごみ自己搬入又は電話申込み(有料)
布団と同様のものに限る。
家庭ごみのごみ処理施設への持込み(自己搬入)粗大ごみの戸別収集

3. ファイバーマットレス(エアファイバー系)

ファイバーマットレス

繊維を絡み合わせた構造で、高い通気性と適度な弾力を持つマットレスです。

水洗い可能なものが多いくあります。

有名なものでは「エアウィーヴ」がファイバーマットレスです。

素材や大きさによって分別方法が異なりますので、行政窓口に確認しましょう。

4. 三つ折りマットレス

三つ折りマットレス

マットレスを3分割にして折りたためるタイプのマットレスです。

収納性が高く、布団感覚で使えます。

主な素材はウレタンやファイバーなどです。

素材や大きさによって分別方法が異なりますので、行政窓口に確認しましょう。

自治体に依頼する以外のマットレスの処分方法

特にスプリングマットレスは通常のごみとして処分できず、特別な方法が必要です。

具体的には、自治体の粗大ごみ回収に申し込むか、一般廃棄物処分業許可事業者に処分を依頼するのが一般的です。

以下、マットレスを処分する場合の方法をまとめます。

  • 自治体の粗大ごみ回収
  • 一般廃棄物処分業許可事業者に処分を依頼
  • リサイクル業者に買取又は引取り依頼

当社でもマットレスのメーカーや状態によっては無料でお引き取りできる場合もあります。

一人暮らしでも簡単にできるマットレスの処分方法

一人暮らしの方にとって、大型のマットレスを処分するのは特に大変です。

しかし、いくつかの方法を知っておけば、スムーズに処分できるようになります。

自治体の回収サービスを活用したり、無料で引き取ってくれる業者を探したりすることで、負担を減らすことが可能です。

自力での運搬が難しい場合は、手伝ってくれる人を探すのも良い方法でしょう。

一人暮らし向けのマットレスの捨て方ガイド

一人暮らしの方は、大きなマットレスの処分に困ることが多いでしょう。

以下の方法を検討してみてください。

  • 粗大ごみの回収サービスを利用:自治体のサービスを活用するのが最も手軽です。
  • 不用品回収業者に依頼:少し費用がかかりますが、部屋まで回収に来てくれるので便利です。
  • 友人や家族に手伝ってもらう:運び出しが難しい場合、手伝ってもらうのも一案です。

マットレス処分を無料で行う方法とは?

処分に費用をかけたくない場合は、以下の無料処分方法を検討しましょう。

  • リサイクルショップに持ち込む:状態が良ければ無料引き取りしてもらえることも。
  • フリマアプリや掲示板で譲る:ジモティーやメルカリで欲しい人を探す方法もあります。
  • 自治体の無料回収を活用:自治体によっては、指定日に限り無料回収を行っていることがあります。

まとめ

まとめ

マットレスの処分方法は、スプリングの有無や自治体のルールによって異なります。

費用や手間を考慮しながら、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

リサイクルショップやフリマアプリを活用すれば、無料で処分できる可能性もあります。

最適な方法でマットレスを処分しましょう。

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