引っ越し当日にやることは「バルサン」!

引っ越しが決まり、新生活への期待が高まる一方で、新居の害虫対策にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

せっかく新しい住まいに移るのに、ゴキブリや蚊に悩まされたくはないですよね。

そこで、引っ越し当日にバルサンを使った駆除作業を行うことをおすすめします。

この記事では、引っ越し当日のバルサン作業について、具体的な手順や注意点を詳しく解説します。

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バルサン作業の準備

バルサン作業の準備

バルサン作業を行う前に、必要な物品を揃え、家具や荷物を適切に配置することが大切です。

ここでは、具体的な準備の方法について説明します。

バルサンを使用する前の準備は、効果的な害虫駆除を行うために非常に重要です。

以下に、具体的な準備手順をまとめます。

使用するバルサンの種類を選ぶ

  • バルサンには煙タイプ、水タイプ、霧タイプの3種類があります。使用する環境に応じて適切なタイプを選びましょう。煙タイプは広い部屋に適しており、水タイプや霧タイプは集合住宅に向いています。

部屋を閉め切る

  • 窓や換気口をしっかりと閉じ、外気が入らないようにします。これにより、バルサンの煙が部屋全体に行き渡りやすくなります。

害虫の隠れ場所を開放する

  • 戸棚、引き出し、押し入れ、クローゼットなど、害虫が隠れている可能性のある場所は全て開けておきます。これにより、煙が隅々まで届き、効果的に害虫を駆除できます。

食品や食器の保護

  • 食品や食器、調理器具など、口に入る可能性のあるものはビニール袋や新聞紙でしっかりとカバーするか、部屋の外に移動させます。煙が直接触れないようにすることが重要です。

精密機器の保護

  • テレビやパソコンなどの精密機器は、煙に含まれる薬剤が故障の原因になることがあるため、大きなビニール袋などで覆っておきます。

ペットや植物の移動

  • ペットや観賞植物は、バルサンを使用する部屋の外に移動させます。これにより、薬剤の影響を避けることができます。

火災報知器の対策

  • バルサンの煙が火災報知器を誤作動させる可能性があるため、報知器には袋などでカバーをかけるか、取り外しておくことが推奨されます。但し、無断で取り外すと、火災発生時の安全を損なう可能性がありますので、事前に管理会社や大家に相談することが重要です。。

バルサン(レック株式会社)のホームページにバルサンのマニュアルが掲載されていますので、そちらもご参照下さい。(バルサン 使用マニュアル

引っ越ししたらバルサンと掃除のどっちが先?

引っ越ししたらバルサンと掃除のどっちが先?

引っ越し当日は、バルサン作業と掃除のどちらを先に行うべきか迷う方も多いはず。

ここでは、バルサンをするタイミングと作業後の掃除のポイントを解説します。

「簡単な掃除→バルサン→掃除」が理想

引っ越し当日は、簡単な掃除をしてから、バルサン作業を行い、その後に掃除を行うのがおすすめです。

【理由1】効果的な害虫駆除

バルサンは煙や霧を部屋全体に行き渡らせることで、隠れている害虫を駆除します。

家具や荷物がない状態で使用することで、煙が隅々まで行き渡りやすくなり、駆除効果が高まります。

【理由2】簡単な掃除を先におこなう理由

バルサンの使用前に、軽く掃除をして埃やゴミを取り除く方が、バルサンの効果を高めることができます。

バルサン前に簡単な掃除をすることで、その後の掃除の負担を軽減できます。

つまり、バルサン前に軽く掃除、バルサン後にしっかり掃除、という二段階の掃除が理想です。

バルサンを使用した後には、駆除された害虫の死骸や薬剤の残留物を掃除する必要があります。

「先に掃除をしても、バルサンの後に再度掃除が必要なので二度手間になる」と思われる方は、簡単な掃除はせずにバルサンをしてから掃除という流れでもよいと思います。

バルサン作業後の掃除のポイント

使用後は、部屋を十分に換気し、煙や薬剤が残らないようにすることが大切です。

バルサン作業後の掃除は、死骸の処理から始めます。

ゴキブリなどの害虫の死骸を放置しておくと、不衛生な上に臭いの原因にもなります。

掃除機で丁寧に吸い取るか、ティッシュペーパーなどで拾い集めて捨てましょう。

その後、床や棚、家具の表面を拭き掃除します。

バルサンの薬剤が付着している可能性があるため、雑巾は水でよく濯いでから使用するようにしましょう。

バルサンは赤ちゃんゴキブリにも効くの?

バルサンは赤ちゃんゴキブリにも効くの?

バルサンを使えばゴキブリは駆除できるけれど、卵や幼虫にも効果があるのか気になる方も多いですよね。

ここでは、バルサンの効果と限界について説明し、継続的な駆除の必要性を述べます。

バルサンの効果と限界

バルサンは、卵鞘の中の卵には効果が及びにくいと言われています。

つまり、バルサンを行っても、その後しばらくは赤ちゃんゴキブリが孵化してくる可能性があるため、孵化した後の幼虫に対して再度バルサンをする必要があります。

継続的な駆除の必要性

引っ越し当日のバルサン作業だけでは、完全な駆除は難しいかもしれません。

新居に移ってからも、定期的にバルサンを使用したり、ゴキブリ用の毒餌を設置したりするなど、継続的な駆除作業を行うことをおすすめします。

また、日頃から部屋を清潔に保ち、ゴキブリが住みつきにくい環境を作ることも大切です。

まとめ

この記事では、引っ越し当日のバルサン作業について説明させて頂きました。

まとめ

引っ越し当日はバタバタしがちですが、できればバルサン作業を優先して行い、その後に掃除を行うのがおすすめです。

バルサンは成虫だけでなく、幼虫にも一定の効果がありますが、卵鞘の中の卵には効果が及びにくいため、完全な駆除のためには継続的な対策が必要不可欠です。

新居での快適な生活を送るためには、害虫対策を怠らないことが大切ですね。

ただし、バルサンは化学物質ですので、取り扱いには十分注意し、換気を徹底するようにしてください。

特に安全性に配慮しながら、適切な方法で害虫駆除を行っていきましょう。

株式会社サンクル